昼夜逆転の生活をする人の心得

昼夜逆転の生活では、「明るい時間に寝て暗い時間に活動する」ことになるが、単なる生活時間の変化に思えることこそが、実は心身に深刻な問題を生じさせている。まず「明るい時間に寝る」ということについて、本来人間の体は、暗い空間に身を置くことで脳の働きを休ませ、体の余分な力が抜けて睡眠の体勢へと入っていくものである。そこに日の光や照明の光が存在することで、体が活動体勢に戻りやすくなり、寝付くまでに時間を要したり、睡眠の質を低下させることになる。そこで、夜眠る環境に近づけるために、日中の日当たりが一番弱い部屋、窓が小さいまたは少ない部屋を睡眠スペースとし、遮光カーテンを使用することがベストな選択である。気にならなければアイマスクの着用も一つの方法だ。次に、「暗い時間に活動する」ということについても問題点がいくつかあるが、その一つに、「日光を浴びる時間が少ない」ことがあげられる。日光を浴びることで人間の体にとって重要なビタミンが生成され、癌細胞の抑制や肌の調子を整えるというメリットにつながる。その時間を十分に取れない分、食事を通して自主的にビタミンを摂取するよう心がけたいものである。また、日の出とともに活動し、日没には家に入るのが昔の人々の暮らしであったように、人間は夜行性の生き物ではない。とすれば暗い所では目は慣れておらず、ドライバーなどのように夜間外で活動する人は、眼精疲労に注意しなければならない。自分に合った目薬を常備しておき、休憩時には十分に瞳を休ませる。ブルーベリーなど目によいとされる食品等で栄養補給する。仕事以外ではスマートフォンの長時間使用など目への刺激を極力控える工夫も必要だ。